公開資料

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  • 高橋 裕介 (北海道大学)
    「はやぶさ型再突入カプセルの動的不安定メカニズムの解明と低減化」
    公開資料(PDFファイル)
    講演概要:
    はやぶさカプセルは遷音速領域において空気力によって動的姿勢不安定性を生じる
    ことが知られている。これは再突入時に機体に働く空気力が機体姿勢の自励振動を
    生むので、その低減化が求められている。本研究では強制振動法とLarge eddy sim
    ulationによって剛体運動する機体近傍非定常乱流挙動を調べた。さらに固有直交分
    解(POD)法を用いて流れ場をモード分解し、不安定性に至るメカニズムを考察した。
    

  • 深沢 圭一郎 (京都大学)
    「ITOシステムにおけるコード結合フレームCoToCoAを用いた宇宙プラズマ連成計算シミュレーションの計算・電力性能評価」
    公開資料(PDFファイル)
    講演概要:
    我々が住む宇宙の99.99%の以上の体積はプラズマと呼ばれる電離気体で占められて
    おり、このプラズマ(宇宙プラズマ)を理解することで、我々が住む宇宙の本質的
    な理解に繋がる。宇宙プラズマを流体近似した磁気流体力学(MHD)コードは磁気圏
    と呼ばれる巨大な惑星磁場の勢力範囲をシミュレーションすることができ、流体近
    似と粒子を合わせたハイブリッドコードや、粒子コードは磁気圏内やその周辺領域
    の局所的な運動論を含む物理過程をシミュレーションすることができる。本研究で
    はITOシステムにおいて、これらの宇宙プラズマの振る舞いを解くコードに対して、
    コード連結フレームワークであるCoToCoAを用いて連成計算させた新しいシミュレー
    ションコードの実装とその性能評価を実施した。
    

  • 藤澤克樹、立岩斉明 (九州大学)
    「格子暗号の安全性を検証する最短ベクトル問題に対する解読システムの開発」
    公開資料(PDFファイル)
    講演概要:
    格子暗号は、古典計算機や量子計算機からの攻撃に対しても安全であると考えられ
    ており、次世代の暗号化技術として注目されている。その本質的な安全性は,最短ベ
    クトル問題(SVP)の解読困難性に依存しており、セキュリティレベルを決定するため
    に大規模計算機によりSVP解読の難易度を正確に推定することが重要である。本研究
    では、世界初の分散型非同期並列SVPソルバーである MAssively Parallel solver
    for SVP (MAP-SVP) を開発した。 MAP-SVPは 分枝限定法ソルバの汎用並列化ソフト
    フェアである Ubiquity Generator framework を適用することで、非同期的に情報
    を共有しながら SVP アルゴリズムを大規模に並列実行することが可能になった。M
    AP-SVP の性能を実証するために Darmstadt SVP チャレンジのオープンインスタン
    スを複数解き、ITO での実行を含めた最大 91,200 のコア数を用いた実行により 1
    27 次元の記録の更新に成功した。