HPCI課題の切り替え方法について
九州大学でのHPCI課題の取扱い
九州大学の計算機を希望してHPCIに採択された場合、ローカルアカウントが一人につき一つ発行されます(一人の人が複数のHPCI課題をもっている場合もローカルアカウントは一つとなります)。その際に複数のHPCI課題をもっている場合に各課題毎の立場で処理を実行できるよう、課題ごとにUNIXのグループ(gid)を定義(※)し、それを各自のローカルアカウントの所属グループに設定しております。そのため、処理を実行する場合は以下の方法により現在のグループの確認及び(必要に応じて)課題の切り替えを実施しておいてください。※ グループ名は別途ご連絡いたします。
◇切り替え方法◇
$ newgrp - [グループ名] |
コマンドラインから、以下のコマンドを実行する
$ id ・・・・現在のgidを確認 uid=123(g123a) gid=111(hp120111) 所属グループ=123(g123a), 111(hp120111), 222(hp120222) $ newgrp - hp120222 ・・・・グループの切り替え $ id ・・・・グループが切り替わったことを確認 uid=123(g123a) gid=222(hp120222) 所属グループ=123(g123a), 111(hp120111), 222(hp120222) $ mkdir testdir ・・・・テスト的にディレクトリを作成 $ ls -l ・・・・切り替わったグループで実行(作成)されていることを確認 drwxr-xr-x 2 g123a gid=222(hp120222) 4096 9月 14 19:02 2012 testdir |
ディスク使用量
ディスク使用量はクォータ(quota)によって管理されており、グループ(HPCI課題)ごとに異なる容量で制限されます。別のグループでファイルが作成されている場合は、以下の方法によりファイルのグループ所有権を変更することが可能です。(特にSFTP等によりファイル一式をアップロードした直後など。)$ chgrp [変更後のHPCI課題のグループ名] [ファイル(ディレクトリ)名] |
idコマンドにて、所属グループに自分の参加している課題のグループ名が設定されていない場合はzenkoku-kyodo@iii.kyushu-u.ac.jpまでご連絡ください。