九州大学 情報基盤研究開発センター
研究者が遠隔地から利用できるリモート可視化・分析基盤を提供します。 これにより、大規模なデータを動かさずにデータが生成されたその拠点で一貫してデータ処理が可能となるため、効率的な処理ができます。 また,利用する研究者の手元の環境と拠点が提供する資源をL2VPNにて接続して利用できる環境を提供します。 本資源は,大規模なシミュレーションデータや観測データを対象に可視化や分析等の研究課題に利用してもらうことを想定しています。 提供するソフトウェアがユーザデータに対応指定無い場合、あるいはユーザが希望する分析機能がない場合でも、相談いただけます。 ユーザの利用シナリオとして、バッチモード(バックエンド資源を利用)、インタラクティブモード(フロントエンド資源を利用)、インシチュモード(フロントエンドとバックエンドを同時に利用)の3種類を想定しています。利用可能資源
《ハードウェア資源》- バッチ型環境 サブシステムA、サブシステムB
- 対話型環境 基本フロントエンド、大容量フロントエンド(仮想サーバ及び物理サーバ)
- 両環境でストレージ共有
- 【OS】Linux
- 【利用可能言語】Python, R
- 【アプリケーションソフトウェア】TensorFlow, OpenFOAM, HIVE(可視化アプリ)
利用形態
バッチ型環境- ネットワーク経由でsshを利用したノードへの直接ログインが可能
- ネットワーク経由でscp/sftpを利用したノードへのファイル転送が可能
- 従来のバッチ型利用法
- フロントエンドにsshでログイン
- フロントエンドで動作する可視化アプリを使いリアルタイム並列可視化・データ分析を実施。バックエンドのノードが動いている状況では、バックエンド⇔フロントエンド間はファイル経由によるインタラクティブ可視化環境を提供(インタラクティブのレートは回線帯域と転送データ量によるが数fps~0.1fps程度を想定)。
本拠点の資源利用と共同研究に関する問い合わせ先
〒819-0395 福岡市西区元岡744九州大学 情報システム部 情報基盤課 全国共同利用担当
TEL: 092-802-2683
Mail: