Python利用法
最終更新日:2020年9月8日ITOでは、ログインノード、フロントエンド、バックエンドサブシステムA(2018年 1月運用開始予定)、およびバックエンドサブシステムBで Pythonを利用可能です。
Python 2の利用
各システムでは、初期状態で以下のコマンドにより Python 2を利用可能です。特に、設定の変更等は不要です。
$ python |
Python 3の利用
各システムでは、moduleコマンドにより、Python 3を選択可能です。 現時点で選択可能なバージョンは、以下のコマンドで確認して下さい。
$ module avail python/ |
また、使用する Pythonのバージョンは、以下で変更してください。
$ module load python/バージョン番号 |
Python 3のバージョンを選択した場合、以下で Python 3を実行できます。
$ python3 |
一方、Python 3を選択している状態でも、以下で Python 2を実行できます。
$ python2 |
パッケージの追加
Pythonへのパッケージの追加は、使用するバージョンの選択後、以下のコマンドで行って下さい。
- Python 2の場合:
$ pip2 install パッケージ名 --user |
- Python 3の場合:
$ pip3 install パッケージ名 --user |
注意事項
- ログインノードは、使用できるメモリ量や CPU時間が少ないため、 Pythonアプリケーションの実行時やパッケージの追加時にこれらが不足し、異常終了する場合があります。 その場合、フロントエンド、もしくはバックエンドサブシステム Aもしくは Bで、実行や追加を行って下さい。
- バックエンドサブシステム Aもしくは Bで Pythonを利用するには、バッチジョブのスクリプトに実行するコマンドを記入し、 ジョブとして投入して下さい。バッチジョブのスクリプトでは、必要に応じて、moduleコマンドにより、使用する Pythonのバージョンを指定して下さい。
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バックエンドサブシステム Aもしくは Bで Pythonを利用する場合、画像の画面への出力はできません。
そのようなプログラムの実行時は、フロントエンドを用いるか、もしくは、もし可能であれば、画像をファイルに出力して下さい。
例えば matplotlibパッケージでは、以下のように、画像をファイルに出力する方法が紹介されています。
What is a backend? -
現在 ITOに入っているバージョン以外の Pythonを利用したい場合、以下のようなツールを使い、
ご自分のホームディレクトリに、希望のバージョンをインストールして下さい。
Pyenv