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実行開始予想時刻の遅延について

最終更新日:2019年5月15日

ITOシステムでは pjstat コマンドを実行することで実行開始予想時刻が表示されます。


この予想時刻は pjstat 実行時点のものであり、より優先度の高いジョブが投入されることで、後ろにずれることがあります。ただし、スケジューリング時に実行開始予想時刻が一旦12時間以内となったジョブはそれ以降実行開始時刻が遅れることはありません。
2019年4月より以下のリソースグループに投入されたジョブは実行時開始予想時刻が一旦12時間以内となった場合も遅延することがあります。

  • ito-ss
  • ito-s
  • ito-m
詳しくはこちらをご参照ください。

なお、ito-q-dbg等、リソースグループ名に"dbg"を含むリソースグループに投入されたジョブは実行開始予想時刻の保証はありません。


共有利用では全利用者に公平にお使いいただけるよう、スケジュール時に利用実績を考慮しており、利用実績の少ないグループが投入したジョブは利用実績の多いグループのジョブよりも優先度が高く設定されます。優先度を設定する際に考慮する利用実績は、毎月1日にリセットされます。


尚、ジョブ実行順序につきましては「FUJITSU Software Technical Computing Suite V2.0 ジョブ運用ソフトウェア エンドユーザ向けガイド」の1.8節に記載されております。