Microsoft Azure CLI, CycleCloud CLI
Azure CLIは、マイクロソフト社のクラウドサービス Azureに対する操作をコマンドで実行できる CLI (Command Line Interface) です。これは、通常Webブラウザ上のコンソールを使って行うクラウドサービスの資源管理に関する操作を Linuxのコマンドとして実行することを可能とします。 そのため、例えば一連の捜査をシェルスクリプトで自動的に行う、など、玄界とクラウドサービスの連携に活用して頂くことができます。
一方 CycleCloud CLIは、Azure上でクラスターを管理するツールです。必要に応じて必要な構成のクラスタを構築し、不要になったら削除することができます。
なお、玄界のスーパーコンピュータアカウントの契約にはクラウドサービスの資源は含まれていません。また、本センターではクラウドサービスの契約代行や利用に関する問い合わせは受け付けておりません。AWSの利用に関しては以下に問い合わせてください。
Microsoft Azureに関する問い合わせモジュール
モジュール名 | バージョン |
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azure_cyclecli | 8.6.2 |
利用準備
Azureアカウント作成
Azure CLIを利用するには、あらかじめAzureアカウントを作成しておく必要があります。アカウントの作成方法に関しては以下を参照してください。
Microsoft Azureのアカウント作成Azure CLIのコマンド実行
Azureへのログイン
Azure CLIの利用を開始するには、玄界にログイン後、以下のコマンドで Azureアカウントにログインする必要があります。
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実行後、以下のように URLと一時的な認証コードが表示されるので、お使いのPCのブラウザでURLを開き、認証コードを入力してください。
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その後、ブラウザでAzureアカウントのアカウント名とパスワードを入力し、アカウント作成時に設定したデバイスで認証すると、ログインが完了します。
Azure CLIのコマンド実行
Azure CLIは、az
コマンドに対して AWS CLIのコマンド名を指定することで AWSに対する様々な操作が行えます。実行可能な Azure CLIコマンド名は以下で閲覧できます。
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CycleCloud CLIのコマンド実行
モジュールの選択
CycleCloud CLIの利用を開始するには、玄界にログイン後、以下のコマンドで azure_cyclecliモジュールを選択します。
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CycleCloud CLIコマンドの実行
CycleCloud CLIは、cyclecloud
コマンドに対して CycleCloudのコマンド名を指定することで Azure上のクラスタ管理に対する様々な操作が行えます。実行可能な CycleCloud CLIコマンド名は以下で閲覧できます。
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また、各CycleCloudコマンドの利用方法は、それぞれのコマンドの後に help
を指定すると閲覧できます。例えば以下のコマンドで account
コマンドの利用法を閲覧できます。
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