GAMESS

最終更新日:2024年6月28日


GAMESS(The General Atomic and Molecular Electronic Structure System)は、 非経験的分子軌道法/密度汎関数理論計算プログラムです。 多種多様な波動関数と基底関数により、分子の化学的特性の計算を行なうことができます。 並列実行も可能です。


利用環境

  • サブシステムA
バージョン 九州大学構成員 学術研究機関構成員 民間利用の方
30 Sep 2023(R2)
  • サブシステムB
バージョン 九州大学構成員 学術研究機関構成員 民間利用の方
30 Sep 2023(R2)

利用方法


環境設定

$ module load intel
$ module load impi
$ module load gamess/2023R2


作業用ディレクトリ

以下の手順で、作業用ディレクトリをホームディレクトリに作成してください。
$ mkdir ~/scr


入力ファイルの拡張子

GAMESS への入力ファイルの拡張子は、必ず、".inp"にしてください。


実行方法

#!/bin/bash
#PJM -L rscgrp=a-batch
#PJM -L node=2
#PJM -L vnode-core=36
#PJM -L elapse=1:00:00
#PJM -j

module load intel module load impi module load gamess/20170420 > output

$GAMESS_DIR/rungms exam01 00 36 18

サブシステム名を ito-a に設定
使用するノード数を 4 に設定
ノードあたりコア数指定
最大経過時間を1時間に設定
標準出力と標準エラー出力を同じファイルに

環境設定

GAMESS の実行

このスクリプトでは,2ノード(2×18コア)を使用して、exam01.inp を入力データとした 36 並列実行を指定をしています。 GAMESS 実行スクリプト rungms の引数は以下の意味を持っています。

引数番号 説明
第1引数 入力ファイル名(拡張子".inp"を除く)
第2引数 GAMESSのバージョン(00固定)
第3引数 並列度
第4引数 ノードあたりのプロセッサ(コア)数

GAMESSの出力結果は標準出力に出力されます。

output の部分は出力結果をoutputに書き込み指定をしています。


参考資料


マニュアル

GAMESSのホームページ http://www.msg.ameslab.gov/GAMESS/GAMESS.html から、マニュアルを含むの詳細な情報を得ることができます。