MATLAB

最終更新日:2024年6月28日


MATLABはMathWorks社によって開発された数値計算環境です。 当初はLINPACKやEISPACK等の行列計算ライブラリへのインタフェースとして開発が進められました。 現在では様々な分野で使用されています。

玄界にインストールされたMATLABは、九州大学が締結したMATLAB Campus-Wide Licenseに含まれる
Third-Party Access for Collaborative Research in Academiaに基づき、現在、学外の学術研究機関構成員も含め、すべてのツールボックスを利用することができます (契約期間: 2024年12月迄)。

※本ページで紹介する利用法は、玄界にインストールされたMATLABをコマンドライン環境 (CUI) またはX Window経由のグラフィックス環境 (GUI) で起動する形態です。 ご自分のPCにMATLABをインストールする『MATLAB Campus-Wide License』に関しては、以下をご参照ください。
https://soft.iii.kyushu-u.ac.jp/MATLAB/index.html (九州大学構成員限定)


利用環境

  • ノードグループA, B, C, ログインノード
バージョン 九州大学構成員 学術研究機関構成員 民間利用の方
R2024a

利用方法

環境設定

$ module load matlab/R2024a


GUI環境でのMATLABの起動

X-Window環境でログインしてください。

Windowsで MobaXtermを用いてログインしている場合:
MobaXtermの「Settings」ボタン(歯車のアイコン)をクリックし、 「X11」タブをクリックして、「OpenGL acceleration」を「None」にして「OK」をクリックして下さい。 その後、X11サーバを再起動するかどうかを尋ねられたら、「はい」をクリックして下さい。

$ LANG=C
$ ulimit -v 31457280
$ module load matlab/R2024a
$ matlab

CUI環境でのMATLABの起動

$ ulimit -v 31457280
$ module load matlab/R2024a
$ matlab -nodisplay

バッチ処理用スクリプト

CUI/GUI環境で実行できない規模のMATLABプログラムはバッチ処理で実行します。

#!/bin/bash
#PJM -L "rscgrp=a-batch"
#PJM -L "vnode=1"
#PJM -L "vnode-core=1"
#PJM -L "elapse=1:00:00"
#PJM -j
#PJM -S

LANG=C
module load matlab/R2024a
matlab -nodisplay < program.m

例では、MATLABプログラムprogram.mの処理をノードグループAに依頼しています。


参考資料

マニュアル

MathWorks社MATLABページ