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AVS/Express Viz

AVS/Expressは研究，解析．医療等の分野 における汎用3次元可視化ソフトウェアです． 用意されている豊富なモジュールを用いることで，多角的なデータ解析ができ るように設計されており，従来視覚化できなかったデータを視覚化できるよう になるため，解析時間の短縮と新たな発見を生み出すことが期待できます. AVS/Expressは元々科学技術計算結果の可視化のために開発されたものでしたが，その 高度なグラフィック機能とビジュアル・プログラミング機能により広い分野に おいて利用されています．

• AVS/Express紹介ページ （サイバネットシステム株式会社）

◆ 利用方法

現在利用可能なAVS/ExpressのバージョンはAVS/Express Viz 8.0です．

AVS/Expressはtataraにインストールされており，X-windowシステムで動作します．Windows PCから利用する場合は、別途X-windowをインストールし、sshを用いてXのフォワーディングを行って下さい（下部に参考例を掲載してあります）．

AVS/Expressの起動方法は以下の通りです．

• 環境変数の設定
  Bourne/Korn/bashの場合
tatara01% source /usr/local/AVS/avssetenv.sh
Cシェル系の場合
tatara01% source /usr/local/AVS/avssetenv.csh
• 起動コマンド
  tatara01% vxp
  これによりAVSのGUI画面が起動します．もしAVSのエラーダイアログに以下のメッセージが出る場合は，-nohw を付けて起動することで回避できます．
  Error detected in: module GDgl_view available --- cannot find OpenGL visual

◆ マニュアル

★注意★
参照はセンター利用者のみ可能です．登録番号を入力してください． パスワードは空白でかまいません．

• AVS/Expressマニュアル (PDFファイル; 5,481KB)

◆ Windows PCでの利用例

ここではsshクライアントソフトとして「PuTTY」，X-windowシステムとして「Xming」を利用します．

• まず，PuTTYのtataraへのssh接続に関する設定において，SSHのカテゴリにあるX11を開きます．ここではX11フォワーディングの設定が行えます．ここにある「X11フォワーディングを有効にする」にチェックを入れ，Xディスプレイの場所として「localhost:0」として下さい．
  
  
  
  
• Xmingを実行し，X-windowシステムを立ち上げた後で，上記の設定をしたPuTTYでtataraにssh接続をし，上記の利用法のように、環境変数の設定，AVS/Expressの起動を行って下さい．AVSのGUIが立ち上がらない場合（ディスプレイが見つからないというようなエラーが出る場合）はXディスプレイの設定に間違いがありますので，ご確認下さい．

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