本イベントは新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止となりました。
九州大学 情報基盤研究開発センター 研究用計算機システムニュース No.479
2020.02.07
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|1.ワークショップ「全電子混合基底法第一原理計算法TOMBOとそのマテリアルズ |
| インフォマティックスへの適用」 開催のお知らせ |
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情報基盤研究開発センター研究用計算機システムWWWホームページ
https://www.cc.kyushu-u.ac.jp/scp/
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1. ワークショップ「全電子混合基底法第一原理計算法TOMBOとそのマテリアルズイ
ンフォマティックスへの適用」開催のお知らせ
情報基盤研究開発センターでは以下のとおりイベントを開催します。
* 当日の受付時間は開始時間の30分前からです。
* テキストは当センターで用意します。
* 開催中スタッフがイベントの模様を撮影します。写真は情報基盤研究開発セン
ターの広報物に掲載させて頂くことがありますので予めご了承下さい。
■セミナー趣旨:
人工知能による材料設計・開発の高度化・迅速化を目指したマテリアルズインフォマ
ティックス(MI)が喧伝されているが、基盤となる第一原理シミュレーション計算は
まだエンジニアリングレベルでの利用が出来るレベルには達していない。
本研究グループは、要求される物理量をパラメータ無しに算定するという本来の第一
原理シミュレーション計算法としてTOMBOを開発し、それをMIに適用しようと企画
した。本ワークショップでは、研究の現状と今後の発展を展望する。
■日時: 2020年 3月 10日(火) 14:00 – 17:00 (13:30 受付開始)
■場所: JR博多シティ会議室 9階 会議室4
https://www.jrhakatacity.com/communicationspace/meetingroom/
■主催: 九州大学情報基盤研究開発センター
■プログラム:
・14:00 - 14:10 挨拶
・14:10 – 14:50 「電子励起状態の第一原理計算技術」
講演者: 大野かおる(横浜国立大学)
講演概要:
第一原理計算プログラムTOMBOを用いた電子励起状態の第一原理計算技術につ
いて UPS, PAS, XPS,XESなどの各種スペクトル計算手法と最新の計算結果につ
いて紹介する。
・14:50 – 15:30 「化学反応の時間追跡技術」
講演者: 川添良幸(東北大学)
講演概要:
他の第一原理計算ソフトではTDDFTは単にエネルギー空間を計算し易い時間空
間に変換するツールであるが、TOMBOでは、時間依存シュレディンガー方程式
の解法として活用する。具体的な研究成果を含めて、紹介する。
・15:50 – 16:30 「ニューラルネットワークを用いた物性予測」
講演者: 水関博志(韓国科学技術研究院)
講演概要:
講演者らは広大な材料空間の中から最適な構造・組成を効率的に見出すために
、少ない計算結果から物性予測が可能なニューラルネットワークモデルの構築
を目指している。本講演では、その予測方法と適用例について紹介する。
・16:30 – 17:00 自由討論
申込み:
参加を希望される方は以下のリンクからお申し込みください。
申込みフォーム
ご不明な点等ございましたら,九州大学情報統括本部全国共同利用担当宛にご連絡
ください。
Tel: 092-802-2683
E-mail: zenkoku-kyodo(at)iii.kyushu-u.ac.jp ※(at)は@に置き換え