VASP

最終更新日: 2024年11月27日


VASP(Vienna Ab-initio Simulation Package)は密度汎関数法による平面波・擬ポテンシャル基底を用いた第一原理電子状態計算プログラムパッケージです。 結晶や無機固体の周期境界条件を用いた計算が可能です。


利用範囲

九州大学構成員 学術研究機関構成員 民間利用の方
NG
  • VASP利用ライセンスについて

センターの研究用計算機においてVASPを利用するためには、利用者自身でVASPライセンスを取得していただく必要があります。 利用をご希望の場合は以下の情報を問い合わせ窓口までお知らせください。

  • Genkaiにおける対象のアカウント
  • VASP Groupに申請したメールアドレス
  • VASPのライセンス証書


問い合わせ先

ライセンスに関する購入及び問い合わせ等は以下(VASP Group)へ問合せください。
VASP Group

Contact


実行権限の確認方法

VASP利用ライセンス情報提供後、当センターにて適切なバージョンのVASP を利用できるように実行権限を付与いたいします。
実行権限は以下により “groups=” の対象に「vasp6(vasp6系)」があるかどうかを確認ください。

$ id
uid=12345(a12345a) gid=31234(gr991234) groups=31234(gr991234),…40012(vasp6)…


モジュール

モジュール名 バージョン
vasp 6.4.3
vasp-gpu 6.4.3

モジュールの利用法は以下を参照してください。

モジュール利用法

利用方法

VASPのインプットファイルの作成方法は公式サイトのDocumentationページにあるVASP Workshop Lecturesを参考にしてください。


環境設定(moduleコマンド)

VASP 6.4.3を利用する場合(CPU版)

$ module load intel
$ module load impi
$ module load vasp

VASP 6.4.3を利用する場合(GPU版)

$ module load nvidia
$ module load nvompi
$ module load vasp-gpu


バッチジョブでの利用方法

バッチ処理用スクリプト記述例

#!/bin/bash

#PJM -L rscgrp=a-batch
#PJM -L node=1
#PJM --mpi proc=8
#PJM -L elapse=2:00:00
#PJM -j

module load intel
module load impi
module load vasp

mpiexec vasp_std
  • サブシステムAでの実行を指定しています。
  • VASPは確保した物理ノードを占有して実行しますので、node=1などのノード占有の設定を推奨します。

バッチ処理用スクリプト記述例(GPU版)

#!/bin/bash

#PJM -L rscgrp=b-batch
#PJM -L node=1
#PJM --mpi proc=4
#PJM -L elapse=2:00:00
#PJM -j

module load nvidia
module load nvompi
module load vasp-gpu

mpirun vasp_std
  • サブシステムBでの実行を指定しています。
  • VASPは確保した物理ノードを占有して実行しますので、node=1などのノード占有の設定を推奨します。
  • 1ノードを使いノードあたりのMPI並列数を4に指定しています。GPU版ではMPI並列数に制限がありますので出力されるメッセージにご注意ください。